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PTS取引で注意すべき6つの項目

PTS取引には以下のような成約がありますので注意してください。

 

@.現物取引のみ
A.基準となる株価はその日のザラ場の終値
B.オークション制である
C.出来高が少ない
D.翌日取引扱いになる
E.取引時間は19:00〜23:59

 

ルールを知っておかないと、思わぬところで足をすくわれることになりかねません。

現物取引のみ

「現物買い」と「現物売り」しかできないということです。

 

すなわちダウ工業平均が下げたからといって、
時間外取引で信用取引である「空売り」を仕掛けることはできません。

 

しかし、PTS取引は上手く利用すれば、「空売り」を仕掛けた銘柄でも
利益を確定することができます。

 

その説明は後ほど行います。

基準となる株価はその日のザラ場の終値

PTS取引の株価は、当日のザラ場の終値を基準として、±がつきます。

 

例えば、その日の終値が1,500円とすると、

 

@.PTSで1,520円 ⇒ +20円
A.PTSで1,450円 ⇒ −50円

 

といった具合に表記されます。
これが何を意味するか?ここは非常に重要です。

 

PTS取引で@,Aの株価で購入するとした場合、

 

・@の場合は、20円×購入株数が含み損になる
・Aの場合は、50円×購入株数が含み益になる

 

となるのです。

 

 

頭がこんがらがってきましたね?

 

図を使って説明してみましょう。

 

PTS取引の注意点

 

PTS取引は「現物取引」しかできませんから、株価が安いところで買って、
高いところで売れば“利益”になります。

 

また、株価が高いところで買って、安いところで売れば“損失”になります。

 

ですから、PTS取引で購入した場合は、ザラ場中に1,450円で買った、
もしくは1,520円で買ったと考えていただければわかりやすいかと思います。

オークション制である

オークション制ということは、

 

売りたい価格に対して買い手が現れれば、売買が成立するということです。

 

ですから注文の形態は「指値注文(注文株価指定)」になります。

 

PTS取引にもいた情報がある

図1を見てもらえればわかるように、
PTS取引でも一般的な板情報が利用されます。

 

3,590円で300株の買い注文を入れれば約定しますし、
3,580円で200株の売り注文を入れても約定します。

 

その株価の気配株数がなくなった時点で、次の株価に移動するわけです。

 

3,590円の売気配株数がなくなれば、次の売気配値は3,610円になりますし、
3,580円の買気配株数がなくなれば、次の買気配値は3,560円になるのです。

 

 

PTS取引の板情報

図1. PTSの板の例@

 

注意が必要な板の状態

 

図2のような状況が良く起こりえるのがPTS取引の特徴です。

 

ザラ場では到底考えられないような、株価の差がついた板になりえるのです。

 

この場合、7,000円に買いの指値注文を入れるとその場で約定します。

 

当日のザラ場の終値が6,500円で購入株数が100株とすると、
約定した時点で、

 

(PTS購入株価−当日のザラ場の終値)×株数

 

すなわち、(7,000−6,500)×100=50,000円の含み損を抱えることになります。

 

注文間違いをするのは絶対にやめましょう!

 

PTS取引の面白い価格差

図2. PTSの板の例A

出来高が少ない

これにはものすごく注意が必要です。

 

銘柄によっては出来高がゼロのものもありますので、絶対の前提条件として、
「PTSの出来高が多い」銘柄を選ぶ必要があります。

 

出来高が多い銘柄はだいたい以下の通りです。

 

・東証1部の時価総額上位銘柄(いわゆる有名企業)
・ストップ高、ストップ安銘柄
・材料銘柄(インフルエンザ、太陽電池などのニュース銘柄)
・出来高が、通常に比べて多くなっている銘柄

 

せっかく仕掛けたのに、手仕舞えなければ意味はありませんので、
PTS取引を利用する場合は出来高に十分注意しましょう。

翌日取引扱いになる

これはうっかりしていると、大きな損失になる可能性があります。

 

現物取引は、手仕舞った日にもう一度仕掛けを行うことができません。

 

「差金決済」という違反になるためです。

 

PTS取引を行った銘柄は翌日取引扱いになるため、
次の日に現物取引を行うことができません。

 

ですから、PTS取引を利用した取引を毎日行いたい場合は、
出来高の多い銘柄を分散して取引を行いましょう。