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時間外取引でどうやって損切りするか

ではPTS取引の実際の手仕舞いかたについて説明します。

 

1.「現物買い」の場合
2.「信用売り(空売り)」の場合

 

仕掛けをザラ場の引成り(引けで成行き注文)で行った場合で説明します。

 

 

「現物買い」の場合

 

現物買いの場合は単純です。

 

損切りルールの損切り価格になったら、PTS取引で「現物売り」を行えばいいだけです。

 

 

「信用売り(空売り)」の場合

「何でPTS取引では信用取引ができないのに、空売りをするのか?
損切りできないじゃないか!」

 

と疑問に思う方がいらっしゃるかもしれません。

 

ここで利用するのが実は、
「両建て:“空売り”と“現物買い(信用買い)”による挟み込み」
なのです。

 

35円で空売りした銘柄が、ダウの暴騰でPTS株価が45円になったとしましょう、その場合、
 
「45円で同じ銘柄を同じ株数だけPTS取引で現物買い」

 

してしまえばいいのです。

 

そうすれば翌日の株価がどんなに上昇しても、「10円×株数」の損失で済みます。

 

そこで挟みこまなければ、翌日のギャップでいくら損失するか予測できません。

 

PTS取引で翌日の大損を回避する方法

 

この状態ならば、
 
株数×(空売り価格−PTS約定価格)+手数料

 

の損失で済みますし、損を確定させたわけですから安心して夜も眠れます。

 

 

しかし、この手法には一つ注意しなければいけないことがあります。

 

それは、「空売り」を仕掛けた分の株を購入できるだけの、
「現物余力」を残す必要があることです。

 

 

PTS取引は現物取引しかできないことは説明しましたね?

 

ですから、現物余力が残っていないと、PTS取引で損を確定することができなくなるのです。

 

 

両建ては損切り以外にも使える!?

なお、手仕舞い方によっては、この「両建て」状態でも利益に転換することができます。

 

その手法を「つなぎ売り」といいます。

 

「つなぎ売り」はプロの手法のひとつであり、奥が深い手法です。

 

やり方によっては、もみ合い相場の弱いトレンドでも利益を伸ばすことができます。

 

ようは、「片方の注文を外すタイミング」と、「新たな注文を入れるタイミング」です。

 

しかし、この「つなぎ売り」のルールを確立していない場合は、
次の日の寄り付きでどちらも成行き注文による手仕舞いを行ったほうが懸命です。